※未完
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:2009/08/17(月) 20:12:19 ID:
DAT落ちするのを待つべきかと思ったが、他に該当スレが無いのでココに書こうと思う。
10年ほど前、その当時20代半ばの嫁が親しくしていた男と対決した時の話だ。

まず最初に書かねばならないのは俺と嫁とは10年弱年齢が離れており、
嫁の結婚適齢期を待つと俺の方が30歳を軽く越えてしまうので、
嫁が大学を出たら直ぐ結婚しようと約束していた。
で、約束通り結婚し専業主婦になり
直ぐに子供を二人生んだので嫁には職歴が無かった。

もう何だったか不明だがテレビドラマ(ショムニ?)を見ていた嫁が
ふとOLさんの常識みたいな事を聞いてきた。
話をすると嫁は働いてお金をもらうという行為をしてみたくてしょうがなかったようなので、
軽い気持ちで、「まずパートでもしたら?」といってしまった。
思えばこれが間違えの元だった。

嫁は2歳になっていた下の子を近所に住んでいる自分の母親に預け
上の子が幼稚園に行っている間、
近所のコンビニで働くようになった。

最初の内は「疲れた」とか、「大変だ」とか言いながら
時給750円で得られた自分の稼ぎを使って、
家族にプレゼントをしたり、貯金通帳を俺に自慢していたって普通であった。

俺がおかしいと思ったのは働き始めて3ヶ月ほど経った後である。
夜中に来たメールを隠れるようにして返信していたり、
アパートから出て長電話したりするようになった。当然<クロ>だと思った。
がしかし、俺にとって嫁が浮気をする事をリアルなモノとして考えられなかった。

嫁は俺の事を裏切るハズが無い、と盲目的に信じていた事をあるが、
私って「子供を生む度に好きになるのよねぇw」と言いながら、
<旗日>以外毎晩求めてくる嫁の体を密かに調べていたが変化を感じられなかったからだ。
問い質す事をしないまま、しばらく悶々としていたら、嫁が子供を置いて
買い物に行ったとある休日、その電話が来た。

続く、、


170:2009/08/17(月) 20:14:25 ID:
続き、

携帯のディスプレイには嫁の短大時代の友達であるA子の名前が浮かんでいた。
「俺さん?今凄い情報仕入れたんだけど、知りたい?」
小悪魔チックの含み笑いが浮かんだ。
「なんだ、嫁子の事か?」俺は焦っていたと思う。
「ふふ、どうかなぁ」A子はさらにはぐらかす言い方をしたが俺はズバリ切り出した。
「男と一緒に居るに見たんだろ、何処に居るんだ、直ぐ行く」イラつき始めた
「何だ、俺さん知ってたの?」軽く笑い声が入った。
「良いから場所を教えてくれ!」怒鳴り声を上げてしまった。
「何怒り声上げてるの、取り乱してるの?今日は私に浮気の相談をしただけ」
小馬鹿にされた。
「嫁子はなんて言ってたんだ?」
浮気が現実な物となっていた、頭の中が真っ白になった。
「それは秘密にしてと頼まれたからw、でも随分仕事仲間と遊んでいるらしいわよw」
さらに呆れられたようだった。

俺は既に関係ない話をし始めたA子との会話を早めに切り上げた。
考えなければならない事実が突きつけられていた。
「嫁が隠れて浮気をしている」瞬間目の前に居る子供の事を考えた。
まだ二人の小学校にも行っていない、離婚すべきでないだろう。
イヤ、そんな事はない、
このまま仮面夫婦をするよりまだよく分からないうちに離婚すべきだ。
嫁が浮気しているんだから慰謝料は取られない、養育費は出すべきだ。
でも、そもそも本当に俺の子だったのか?、、、怪しい。
待て、確かA子は仕事仲間といった、つまり出会ったのは二人を産んだ後、
イヤ、仕事行く前から男が居て会う機会を増やす為に仕事に出たのでは?

疑いだすとキリがなかった。その時まで嫁の俺への愛は絶対だと思っていた。
16だった嫁の始めての男になった時に嫁が泣いているので理由を聞くと、
「自分でも分からないけれど、うれし涙だと思う」と言われ、
話がどう繋がるのか未だに解っていないのだが、生涯亘り貞節を貫く事を誓われた。
その嫁が俺を裏切る筈が無い。きっと男に騙されて脅迫されているんだ。
どんな事があっても必ず嫁を守る。

続く、、


171:2009/08/17(月) 20:15:55 ID:
続き、、

頭の中が混乱していたが、子供の相手をする事で普段と変わりなく過せたと思う。
もし一人だったなら嫁と無理心中しかねない心理状態であった。
程なくして嫁が約束の時間通りに帰ってきた。
ただ、明らかに青い顔をして態度もぎこちなかった。
自然に振舞おうをしているが俺を避けているようでもあり、
ただ子供たちに対し妙に自分の近くにいるように促し、そして普段以上に優しかった。

何事も無く夕飯を食べ終わり、嫁が子供たちを寝かし付けた後、
俺は運命のジャッジのために嫁に問い質す事にした。
その時の俺の頭中のチャートを再現する。
① 嫁が浮気を認めるか? Yes ②へ
            No 隠れて事実を確認後離婚
② 相手とは強制された関係か? Yes ③へ
               No ④へ
③ 嫁が犯罪に関っているか? Yes 事情に関係なく一度は離婚
               No 全面的に嫁を守る
④ 一時の気の迷いか? Yes 制裁後婚姻継続
            No ⑤へ
⑤ 嫁は子供達を捨てる気か? Yes 即離婚
               No 裁判する事を前提に相手を調査

ダイニングテーブルにオドオドしている嫁を座らせて、
「何か、心配事でもあるのかい?不都合な事があったら教えて欲しいな」
嫁は俯いたまま一度肩をピクッとさせてその後膝に手を置き黙り込んだ。

完全に<クロ>だ、俺はイラついたが努めてやさしく言葉をかけた。
「今何も言わないと、後で取り返しの付かない事になるかもよ」
脅しをかけた、もう俺たち夫婦は終わったんだと思った。
「…お父さん、私、」上目遣いに俺を見た。涙目だった。
「なんだい」最後の優しさを振り絞った。
「…私、浮気しているんだって、どうすればいいの、助けて先生」

続く、、


172:2009/08/17(月) 20:17:28 ID:
続き、、

先生というのは嫁が布団の中とか二人きりになった時限定の呼び名だ。
その日の朝も俺のあそこを握りながら、
「ふふ、元気なんだ、今日も休みなんだから、今からしようよ」と甘えて言っていた。
あのスケベながら恥らいのある可愛い笑顔が自分以外にも見せていたとは、、。
、、、と感傷に浸る前に嫁の日本語の異常さに気付いた。

「浮気しているんだってってどういう意味なんだい??」
「絶対、怒らない?」
「あのさ、浮気してたのなら怒るよ」
「絶対、許してくれる?」
「だから、浮気してたんなら許さないよ!」
「…」
「浮気してたんだね」

嫁は、少しためらった後頷いた。
「…本当に浮気しているつもりは無かったの」
「自覚は無くとも浮気は浮気だ!」
「…」
「詳しく話しなさい」

嫁はポツポツ話始めた、俺が気になりだした頃=一ヶ月以上前から
同じ職場の年下の大学生と俺に隠れて二人で会っていたという事だった。
始めは職場の先輩だが年下の男に色々相談を受けているつもりだったが、
段々相手が自分に好意を持ち出したように感じられ、
冗談のような形ながら何回も好きと言われ、
なんとなく嫁も相手に好意をもっている自覚が出てきて、

「その人から先生と別れて僕と結婚して下さいとプロポーズされたんだ」
「で、受けたんだ?」
「受けてないよ、私、先生と絶対別れない、別れる位なら死ぬ!」
その男に抱かれてアンアン言っていたクセにふざけやがってと思った。
自然と口調は厳しいものになる。
「つまり遊びで付き合うつもりだったんだ」

続き


174:2009/08/17(月) 20:30:05 ID:
続き、、

嫁は「違うの信じて」って言った後、
「私がそんな気がないと言っても聞いてくれず、私をずっと最愛の人だって」
何処と無く自慢げな感じの口調に殺意を覚えながら続きを聞くと、
「で、私の事をキッパリとあきらめる為に、童貞を捧げる相手になってくれって」
はっきり言って若い男に口説かれる魅力ある自分に酔っている口調だ。

頭の中でジャニーズ系イケメンの餓鬼と、でも餓鬼の癖に俺より数段巨大なモノを
つまんで女性上位の体位から自分の体の埋める紅潮した嫁の裸体が浮かんだ。
「で、筆降ろしをしてあげたんだ」俺は口調だけ妙に冷静に続きを促した。

「してないよ、私とB君とそんな関係になってない」嫁は興奮して言った。
「はぁ、して、ないの?」
「してない、私は先生だけ、先生のためにだけに生まれてきたんだもの」嫁は怒り顔。
「なら、浮気にならないんじゃない?」
「…私もそう思ってたんだけれど」
「だけど?」
「A子に相談したら、気持ちを持って行かれてるからそれはもう浮気だって」
「…そのBって奴の事好きなんだ?」
「違うの、私は本当に先生だけ、、信じて」

信じられんと当然思った。
嫁は何を思ったか、自分から携帯をだし、
「…私は一度もすきとか、言ってないんだから、、」
「…見ろというのか?」
「…うん、A子はこれを見て両思いだ、浮気だって」

俺が携帯を手に取ると見る間も与えず、
「嫁子は、浮気するような、悪い子じゃないよね、、」
どうも自分が浮気女と思われるのが怖いらしい。

続く


178:2009/08/17(月) 21:11:18 ID:
すまん、予期せぬ事態だ、諸君!

嫁が夫婦生活をする為に俺のアジトにやってきた。
仕事で遅くなるという嘘がばれたらしい。

「お盆休みの間、出来なかったから思いっきりして良いよ?」
と何やらニヤついて俺の腕に絡みつき、一緒にシャワーを浴びてしまった。
コンビニに強壮ドリンクをかわせに行かせたが直ぐ帰って来る。

本当に悪いが、今夜は待ってないでくれ!


179:2009/08/17(月) 21:54:21 ID:
お前の嫁はいい嫁だ。確定。


188:2009/08/19(水) 05:10:08 ID:
俺は嫁とBのメールのログを追った。
驚いた事にBからはほぼ毎日、多い時では一日に4、5回、
それに対して嫁からも3通に1通位の頻度で返信していた。
すっかり恋人同士じゃん!

最初内容があるのはBからのメールだけで仕事とか学校でのことだけだったが、
リクルートスーツを買いに一緒に付き合って欲しいという
メールに嫁から付き合うと返信している。
「主人のをいつも選んでいるからセンスは良い方だと思う」等と自慢がウザイ!
その後のメールからはBが完全に嫁を口説きに出ている。
どうもBの初恋の人は「真奈美」というようで、
病弱だけれども一途で芯の強いその女の子に嫁は似ているらしい。

「嫁子さんみたいな人と結婚したい」「僕の理想の人は嫁子さんだ」等、
歯の浮くようなお世辞を連発しているBに、
「そんな事ないですよ」「Bさんに好かれて光栄です」とか
満更でもなさそうな返事をするようになってきて、

「昨日の言った事本心です、ご主人と別れて僕と結婚してください」
「お子さんの事は自分の子供として育てたいと思う」とか、色々際どくなるが、
嫁は無防備というか、むしろ口説かれているのが楽しいのか
「何時までもよいお友達のままで居ましょう」とか
「B君には相応しい人が別にいる」と却って気を引くメールを書いている。

決定的なのは「主人以外の男の人と付き合った事ないから怖いんです」の一言、
俄然やる気を出したBはあの手この手で自分をアピール、
要するに嫁を寂しがらせている俺が悪いらしく「僕なら嫁子さんを毎日大切にする」だと、

「嫁がもうこれ以上困らせないで」と返信した後、
「諦めるから1度でいいから抱かせて下さい」「僕の始めての人になって下さい」、
と大攻勢をかけてそれに対し嫁は
「主人を裏切れない」「B君とそんな風になったらもう元に戻れない」
火に油を注いでいるのだ。


189:2009/08/19(水) 05:15:16 ID:
俺は全部話したんだから許してね、優しくしてね、
という感じの表情の嫁を見据えて「ちゃんと断ってないよね」
「A子さんのいう通り、両想いだったんだね」

嫁は信じられないという表情に代わり、
「違うの、信じて」を繰り返す、
俺は「今日一日これを借りる」と言って嫁の携帯を持ったまま、
寝室から布団を持ち出して書斎に使っていた部屋で、
ログをさらに解析する事にした。嫁の反論は受け付けなかった。
「俺の事だけ愛しているというなら、今は一人にさせてくれ」

好意的に解釈すれば恋愛経験に乏しいというか、
中高と女子校で女子短大にいって俺としか付き合った事がない嫁は
経験値の低さからちゃんと断れなかったのだろう。

でも行間からはBへの好意、少なくともモテている状態を維持しようという意図が
見え隠れしてとても、嫁のいう「私は一途」を信じられなかった。

俺は嫁の心理を探るべくもう一度ログを追うと、
さらに恐ろしい事に気が付いた。

嫁はBだけでなく、頻度は圧倒的に少ないが別の2人の男との間でも
メールのやり取りをしていた。

Cからは「またカラオケ行こう今度は2人で」とか
「嫁子ちゃんのお尻セクシーだから、今日トイレでオナっちゃった」
頭と尻が軽い感じのメール、

Dからは「妻の浮気の事でまた相談に乗ってください」とか
「嫁子さんみたいな人と結婚したかった」とか
「私も男だから解るけれどきっと旦那さんは浮気してますね」
とか何のなくねっとり系のメール、

嫁も返信しているのだがBへのと違い、「嫌です」とか「いい加減にしてください」
とか、やけにそっけないのだ。
つまり、Bへの好意は明らかだという事である。


190:2009/08/19(水) 05:18:30 ID:
そうは言うもののCとDとのやり取りにも気になる点があった。

Cからの「もうキスした仲なのにつめたいな」とか「嫁子ちゃんの肌すべすべで最高」
とあり2人の間に肉体関係があると解釈してもおかしくはなかった。

またDからは「あの事が旦那さんにばれると困るんじゃないんですか」
「嫁子さんが大人の対応をしてくれれば私は黙ってます」と脅迫されているようでもあった。


俺は布団で一人泣いていた嫁と再度問い質した。
「なぁ、C、Dとはどうなんだ?」
「へ、なんで?」嫁は心底驚いたようにこっちをみると、如何にも嫌そうな顔で言った。
「Cとは1回みんなでカラオケに行っただけ、直ぐに人のお尻とか触ってくるから嫌いだよ」
「Dは1回どうしてもって言うんで奥さんの浮気の相談を聞きに喫茶店に行っただけ」
「その後、私が浮気してるって嘘の噂を流されたくなければって言って来るんだよ、嫌な奴」
嫁の表情からは、この2人への好意は感じられなかった。
むしろ嫌っている事が察せられた。

俺は疑問を口にする。
「なぁ、ならなんでそんな奴らにも返信するの?」
「だって多少嫌な事があっても誰にでも誠実に対応しろっ先生が言うから」
「だからってこんなメール送られてきたら普通俺に相談しないか?」
「そう思ったけれど、職場で起きたトラブルを家庭に持ち込むなって先生が言うから」
確かに嫁が勤めに出る前にアドバイスという名の説教をした覚えがある。

嫁は今でも充分馬鹿だが、その当時は最上級の馬鹿だった。
俺の言い付けを守り、嫌な奴を含め誰にでも親切誠実に対応し、
職場でいやな事に逢っても家庭に持ち込まない事にしていたらしい。


191:2009/08/19(水) 05:34:50 ID:
「あのな、これってセクハラっていうんだよ、知ってるだろ?」
「だって先生がなんでもかんでもセクハラっていう女は
仕事できないし好きでないって言うから」
「…もしもの事があったらどう気だったんだ」
「CやDとは自分から話さないし、注意してるから大丈夫」
ちっとも大丈夫でない、メールに返信するなよ、
きっと嫁は舐められているのだろう。だから段々エスカレートしている。
Bだけでなく、CもDも潜在的な浮気の危険性を孕んでいる。
ていうか、絶対嫁の事を上手く機会を作れば「やれる」相手だと思っている。
嫁が騙され易い性格であると本人そうだが俺の方に強い認識がある。
やれやれと思い大きく溜息をついた後、俺は嫁の目をみて言った。

「夫としての大切な義務は幾つかあるけれど、
妻の貞操を守る事はその中の一つだ」
「…先生」嫁はどういう思考をしたのか感動している。
「だから身の危険を感じたらどんな些細な事でもちゃんと俺に相談しろ」

嫁は崩れ落ちるように俺の胸の中に顔を埋め
嗚咽しながら何度も謝罪の言葉を繰り返す、
「ごめんなさい、先生に辛い思いをさせて。もう仕事辞める」
パートも辞める事にした様だ。
どうも嫁には外で仕事する事が向いてない気がしてきた。

嫁は一通り泣き止むとすっかり、許された気になって上機嫌だ。許したつもりはない。
「もう、ずっと先生の胸の中でこうしている」
俺はあえて嫁の勘違いを指摘せず、彼らと会わせて欲しいと嫁に言った。
嫁は快く承諾し、CとDにされた嫌な事を俺に訴えて
言葉では出さないが俺に復讐して欲しそうだった。

復讐する気はなかったが、どんな男達なのか、
非常に興味が湧いた。

嫁は自分では「私は目を二重にして背を高くすれば本仮屋ユイカ」というが、
それは凄く良く言った場合であり、当時は20代半ばだったが
決して薄化粧で魅力的だと客観的には言えなかった。
さらに2児子持ち、しゃべりはまったり系、しかも貧乳。
1回、男達に会い小一時間問い詰めたい心境だった。

続く